『銀の匙』名言集‐八軒勇吾・御影アキ・校長先生・御影大作

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漫画アニメの名言集

『銀の匙』の名言集をご紹介します。

 

あらすじ

訳あって大蝦夷農業高校に進学した一般家庭育ちの八軒勇吾。勇吾が初めて触れる農業に悪戦苦闘しながら学んでいく物語です。仲間も楽しみも増えていきますが、農業の抱える厳しい現実にもぶつかっていきます…。
 

「八軒勇吾」の名言

 

<画像(C)荒川弘/小学館 >

本作の主人公。実家は札幌でメガネをかけた平凡な少年です。珍しく一般受験の方で大蝦夷農業高校に入学します。学業の成績は1番であるも、将来の夢をしっかりと抱いているクラスメイトたちにコンプレックスを抱いています。

 

馬鹿騒ぎできる友達もいっぱいできたんだ!

エゾノーに入学して、良かったってことを父親に話します。

エゾノーに入学して色々あったけれども、友達ができて、エゾノーも好きになって八軒良かったねって思います。
 

きついだろうけど、今を逃したらもう切り出せなくなるかもしれない。後回しにしても双方しんどくなるだけだ。
みんなに反対されるかもしれないけど、俺は何があっても味方してやる!そのためにここに来た!

御影牧場の借金をどう返済していくか話し合う場面。家族はアキが高校卒業後に家の手伝いをするので戦力になると踏んでいるのですが、アキは牧場を継ぐことを望んでおらず、言いよどむアキに、八軒が援護するからと勇気付けるシーン。

家業を継がないという決断を家族に言えず困っていたアキを奮い立たせたのが、この言葉です。アキも怖がっていますが、実は八軒も怖いのです。それをどうにか言葉を振り絞ることで己とアキを奮い立たせようとしているのが印象的でした。
 

巻き添え上等だ!!頭だろうが腹だろうが踏まれてやるよ!!

家の借金問題で悩むアキは八軒を巻き添えにしたくない一心で避けようとしますが、八軒がそれに食いつくシーン。

高校生に借金問題は解決できる話ではないことは分かっているけれど、それでも何かせずにいられなかった八軒の心の叫びだと思います。
 

答えはひとつじゃなくてもいいんだ、……って言ってくれてる気がする。


<画像(C)荒川弘/小学館 >

主人公の八軒はひょんなことから農場の「ギガファーム」を見学する事になります。そこで見たのは牛800匹や農場のシステムや最新鋭の設備に驚きますが、食用で運ばれる牛を見かけました。様々な事情で農場経営方法が異なる農場事情に八軒はこの言葉を放ちます。八軒が農業の面白さに気づいた瞬間でした。

この言葉はかなり共感できる名言でした。牛や豚では必ずしも食用だけでは無く様々な用途に使用されるので、この名言の通り飼育している動物大切にして、農業の楽しさと大切さを読んでいる人に学んでほしいと思いました。
 

豚丼がぶたになってる!!!

夏休みが終わって学校にきたら、飼育していたお気に入りの子豚「豚丼」が大きくなって豚らしくなっていたのを見ていった言葉。

子豚はとても可愛くて、名前まで付けたのにしばらく見ないうちに肥えた子豚の姿を見たらそれは、豚になってる!と言いたくなるなと思います。でも子豚も豚なので当たり前なので、人によってはツッコミどころです。
 

ちっちゃくなっちゃったなぁ

学校で飼育されていた子豚を八軒が買い取り、成長して出荷され、肉として八軒の元に帰ってきた時の台詞。

食の大切さを改めて考えさせらせました。クラスメイトは名前を付けないように言いますが八軒は子豚に名前を付け、兄弟の中で一番小さかった子豚を買い取り、食べるまで面倒をみることに驚きましたが、読みながらついにこの時がきたかと思ってしまいました。八軒は複雑な表情をしながらも覚悟した様子だったけど、体が大きくなる豚の飼育経験があるからこその台詞なんだろうと感じました。
 

安いのは消費者目線で見ると嬉しいけど、育てた側目線で見るとなんかくやしい……!!

再び豚肉を買った八軒が、前回の値段より安かった時に言ったセリフです。

消費者と生産者のはざまで悩む八軒がコミカルに言うのですが、確かにそうだよなぁと思いました。
この漫画は普段考えないことを身近な食を通して気づかせてくれますね。
 

この業界ってシビアだけどさ・・・教科書に書いてある事や、数値にこだわらなくていい、答えはひとつじゃなくてもいいんだ、・・・・・・って、言ってくれてる気がする。


<画像(C)荒川弘/小学館 >

愛情を持って牛を育てる農家と、経営のために不要な牛は即見切りをつける農家、全く異なるタイプの農家を目の当たりにした八軒の言葉。

八軒自体「答えが明確なものが好き」でしたが、様々な農家の経営方法を知ったことで、少なくとも勉強以外の場面では自分の信念があればたどりついたものが自分なりの正解だということを学んだのだなと思います。
 

だよな?喜んでいいんだよな?自分褒めていいんだよな?自信もっていいんだよな?・・・なのに・・・・・・なんだこんなに悔しいんだよ!!!

馬術部の地区大会に初めて出場した八軒が、競技で四位となった場面。当初は三位の表彰台に乗れそうな所まで行ったのですが、最後の選手に逆転されてしまい、4位になります。

嫌々ながら始めた馬術部にいつの間にか夢中になり真剣に取り組んでいた八軒。緊張した中でもベストを尽くし、表彰台に上がる希望も一瞬あったがそれが果たせず、自分が思っていたよりも馬術に熱中していたことに気づき、悔しい思いをする姿に八軒の様々な感情が見開きのセリフと表情で伝わります。
 

障害馬術の馬だって、ジャンプに失敗しても二度目を飛ぶチャンスをもらえるんだよ。俺は経済動物以下か?

家に兄貴のノートを取りに行って、そこで父親と鉢合わせて一緒に食事をしてるシーン。

一度の失敗すら許してくれない人も世の中にはいるんですよね(命がかかってる場合は別ですが…)
なので失敗は恐れるものではなくチャンスを与えない人も世の中には居るし、失敗は決して恐れるものではないと再認識しました。
 

「御影アキ」の名言

 

<画像(C)荒川弘/小学館 >
本作のヒロイン。勇吾とは同じクラスで、家業を継ぐために大蝦夷農業高校に推薦で入学しました。気さくな笑顔とショートカットが特徴の社交的な少女です。馬術部所属で乗馬大会では顔も知られています。
 

つたなくても自分の言葉で、行動を示せば本音をぶつけても受け止めてくれる人がいる、怖がることは無いって・・・
それを気付かせてくれた友人に出会えたことが、私が大蝦夷農業高校で得た何ものにも代えがたい宝物です。
その人のおかげで、今、私はここにいます。

大学入試の面接で、「動物好きなんじゃなくて、人間嫌いなんじゃないの?」と面接官から聞かれた御影が、高校で出会い自分の就きたい馬関係の仕事への後押しをしてくれた仲間たちのことを思いながらの言葉。

本音を言い合い、人生を大きく左右する決断を相談できる相手を得られた御影やその仲間たちがうらやましいと思いました。
 

「校長先生」の名言

 

<画像(C)荒川弘/小学館 >
サザエさんの波平の様な髪型をしていて、小柄のためコロボックルの様に扱われる事もあります。いつもニコニコしているものの頭頂部で感情を表現しています。生徒を見守る教育方針です。
 

わが校の実習農地・実習農林含めた敷地面積は高校では全国一でありまして、一周20kmあります

マラソンをする時にまずは学校の敷地を一周しますと言っていて、サラッと20kmといいました。

たしかに農業高校は敷地が広いが、まさか一周が20kmもある高校なんてびっくりです。しかも20kmのマラソンをするの辛いなと、農業高校の生徒は大変だなと思いました。

 

生きるための逃げはありです。ありありです。

八軒が馬術部の馬小屋の掃除をしている時にたまたま校長先生と会話し、進路関係で失敗して逃げてきたことを言った場面。

これを言われた八軒はすごく気持ちが救われたのではないかと思いました。シンプルに人が何のために生きているのかやどうしたらいいかをいろいろ考えさせられましたし、カッコつけずに逃げてもいいんだという安心感も得られました。

 

逃げた事を卑下しないでそれをプラスに変えてこそ、逃げた甲斐があるというものです。


<画像(C)荒川弘/小学館 >

馬の世話をしながら校長だとは思わず話をしてしまった八軒。

逃げ出す、それもまた違う1歩ですし、逃げ出す事によって選べる道が増えて、これから先君の未来が待っているんだよと言われてるような感じでした。

 

「御影大作」の名言

 

<画像(C)荒川弘/小学館 >
アキのおじいちゃんで御影牧場の社長。面倒見が良くて気の良い性格です。アキに「じいちゃんほどじゃない」と言わせるほどの大の馬好きです。
 

君の人生は教科書に全部書いてあんのかい?

鹿の解体作業をさせられることになった八軒が「教科書に載ってないから無理」と拒否した際に放った言葉。

学業優先で親の敷いたレールに乗れるよう生きてきた八軒の周囲に、教科書に書いてあること以外をやらせようとする大人はいなかったので、八軒の人生のターニングポイントになったと思います。
 

「桜木先生」の名言

 

<画像(C)荒川弘/小学館 >
1年D組の担任教師でした。担当教科は国語で、白髪混じりのオールバックの髪型が特徴です。厳しい一面もありますが、基本は生徒の意思を尊重してくれます。
 

学校ってのはさ八軒、おまえらのためにある畑なんだよ。

進学や就職をせず、起業しようかと迷って自信を無くしている八軒に、担任の桜木先生が言った言葉。

学校を畑と見立てて、どこを耕しても良い=いろんな事に挑戦して良いと示しているようで深いなぁと感じました。
 

「大川進英」の名言

 

参加した奴が個性を持ったまま否定されずに並び立つ集団、それが八軒の目指す会社だろ?

学校で育てている豚たち一頭一頭に名前を付けて呼んでいる八軒が自分のことを「こういう仕事に向いていない」、「センチメンタル」だと言ったとき、自分とは違うけれど八軒はそのままでいたらいいと言う大川の言葉。

各々が持つ個性を潰さず、尊重して、お互いの持つ良さを伸ばして共に頑張っていこうという気持ちが見えます。
 

「西川 一」の名言

 

おまえしつれいな奴だな。そりゃあ大きくて形の良いやつが扱いやすいし市場で良い値が付くけどよ、こういうできそこないには、できそこないなりの闘い方があるんだよ。

芋ほりに行っていた西川たちが小さく売り物にならないジャガイモを持って帰ってきたところ、八軒がそれを見て「クズイモ」とよびます。
西川はジャガイモを素揚げにして塩をかけてみんなに試食させたところ、美味しさに驚き、特に八軒は「できそこないがこんなにうまくなるとはおそるべし」という言葉を言います。それに対する西川の言葉。

私はたちは人間同士でも食べ物などでもどうしても見た目で判断しがちだけれど、それがすべてじゃないということを教えてくれています。

 

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