『あしたのジョー』名言集‐矢吹丈・丹下 段平・マンモス西

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『あしたのジョー』の名言集をご紹介します。

あらすじ

喧嘩が強かった矢吹丈は元プロボクサーの丹下段平にプロボクサーにスカウトされました。しかし、丈は拒否しその後少年院に入ってしまいます。そこで丹下からの手紙でボクシングを始めた丈。少年院で後にライバルとなる力石徹と出会います。そこで力石の実力を知った丈。出所後は力石を追ってプロの世界に入っていきました。

「矢吹丈」の名言


<画像(C)高森朝雄/講談社>
本作の主人公。長い前髪がトレードマーク。喧嘩っ早くて素直でない性格です。丹下に誘われても一度は断るも、少年院で力石徹と出会ってから力石を追いかけてプロボクサーになりました。

ま…まいったぜ力石…あそこで…とどめをアッパーでくるとはな…。さすが力石だ…まいったぜ。

後楽園ホールでの矢吹丈と力石徹との試合。力石徹のアッパーをくらいダウンして負けた矢吹丈が試合後に力石徹に挨拶しに行ったときの言葉です。この後、握手をしようとしたときに力石徹は倒れてしまいます。

死闘の末に力石徹の強さを体感し、素直に負けを認めた矢吹丈。力を尽くしたからこそ出てくる言葉です。この直後に力石徹は倒れて亡くなってしまったため、余計に印象に残ります。

もう一度……もう一度、力石の顔を……いいだろうおじょうさん……

力石が死んだときに彼の控室にてショックを受けている葉子に向かって言った丈のセリフです。

おそらくこのセリフは丈が死んだ力石へ敬意を表したかったセリフだと思います。丈は粗野に見えて、敬意を払うときは敬意を払う両面性が魅力的な主人公です。このセリフはその丈の内面をよく表しているセリフだと思います。

ふふ…こ…殺しちまったよ


<画像(C)高森朝雄/講談社>

力石との壮絶な死闘後、公園のベンチで力石の死を知り、絞り出した一言。

最大にして最高のライバルを失った絶望感(しかも自分が殺してしまったかもしれない)が凝縮されており、それ以外の言葉は出そうにも出せないといった思いが込められていると感じました。

笑って死ねそうな気がするさ

カーロスリベラと丈の世紀の戦いの場面でのセリフ。
覚悟を決めた人間はどこまでも強いと感じる一言だと思います。心をぶつけ合ある相手と戦う事ができる幸せを表現しています。

そうさ、燃えかすなんて残りゃしない。まぶしいほどに真っ白に燃え上がるんだ。そして後には灰だけが残る

丈が紀子とデートしたとき、紀子に生き方について聞かれた丈の答え。

何をやるにしても中途半端は絶対にいけない。結果はどうあれ完全燃焼したと納得するまでやり続けなければ意味がない、と自分に言い聞かせるようになりました。

まあいってみりゃあ世間にゃ男には女が…女には男がお互い掃いて捨てるほどいるってこった。しかしなホセ・メンドーサは世界にたった一人きりしかいねえ…!


<画像(C)高森朝雄/講談社>

西と紀子が丹下ジムにやってきて、丈への贈り物を持ってきますが、丈が不在なので丹下に渡して二人は帰ります。しかし本当は丈はジムにおり、去っていく二人を寂しげに見送ります。そんな丈の様子に気がついた丹下は「紀子も最初は丈に好意を抱いていた。でもお前が見向きもしなかったから西に気持ちが移ってしまった」と声をかけます。その言葉を受けて丈が返したセリフです。

丈も紀子のことを本当は憎からず思っていたのでしょう。好きな人と結婚して家庭を築く・・・。そんな世間一般の幸せに背を向けて、ボクシングという戦いの世界に身を投じる覚悟がひしひしと伝わるセリフです。

燃えたよ・・・真っ白に・・・燃え尽きた・・・真っ白な灰に・・・

チャンピオンのホセと戦いを終えてセコンドのおっちゃんにかけた言葉。

丈が燃え尽きることで生まれた名言で、白い灰から感じる美しさ、儚さが、彼という人間の本質を表しているように感じます。

 

「丹下段平」の名言


<画像(C)高森朝雄/講談社>
坊主頭に黒の眼帯。顔や頭に古傷に出っ歯なのが特徴の中年男性。かつて左目の怪我が元でプロボクサーを引退するも、丈のパンチ力に惚れてプロにスカウトします。断られた後も少年院に手紙を送り丈にボクシングを教えていました。

この橋はな 人呼んでなみだ橋という いわく人生にやぶれ生活につかれはててこのドヤ街に流れてきた人間たちが 涙でわたる悲しい橋だからよ

丈が少年院から出所してきた日、段平は西、ドヤ街の子供たちとともに新ジムを設立し丈を迎えました。そのジムはなみだ橋のたもとにあり、丈にになみだ橋を見せた段平が再起を誓い、これからなみだ橋を逆にわたり栄光をつかむと告げるのです。

リアタイムの連載では読むことができず、このセリフを知ったのは結末を見てからでした。2人がつかんだ栄光の先に何があるのか知ってしまったあとでは、このセリフの無常さだけが際立ちます。連載中に読んだ方は、これからのサクセスストーリーに心を躍らせながら読むことができたのでしょうか。丈や段平とともにストーリーに入り込み進んでいくことができた世代を羨ましく思います。

立て 立つんだジョー

力石徹との試合にて、ダウンさせられた丈に丹下段平が言ったセリフ。

ボロボロの丈にまだ終われない、まだ諦めるなと力いっぱい叫ぶおやっさんの気持ちが熱く感じれる名言です。

人は何かに挑戦したり取り組んだりする中で何度も立ちはだかる困難や壁に困惑したり挫折したりします。諦めかける自分自身や友人知人に対してもこの言葉は再度奮い起こさせるスイッチの様なものがある気がします。

「マンモス西」の名言


<画像(C)高森朝雄/講談社>
本名は西寛一です。マンモス西は、プロボクサーになった後のリングネームです。始めは丈が送られた少年院で出会います。少年院を出た後は丈と同じ丹下ジムに入門して、プロボクサーを目指しました。

ねじりんぼう食わしとき

丈が少年院に入った時にそこのボスであるマンモスが丈に放ったセリフ。

偉そうにしていたマンモスですが、徐々に丈の強さを認めていきました。その後はマンモスは丈のセコンドにつくようにもなりました。

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